リアリズムと防衛を学ぶ

本の感想などを書いています。

戦争学

平和はカネで買える。商業的平和論(Capitalist Peace )のはじまり

経済の発展とグローバル化が戦争を無くす(減らす)という商業的平和論とその限界を紹介。19世紀までの主な議論を概観します。

集団的自衛権の起源と、戦争の克服

集団的自衛権とは何か。現代日本から考えると分かりにくいので、起源まで戻って解説。併せて平和を築くための人類の試行錯誤について考えます。

経済で戦争は防げるか――『The Costs of Conflict』

The Costs Of Conflict: The Impact On China Of A Future Warposted with amazlet at 10.12.19Univ Pr of the Pacific 売り上げランキング: 1190170Amazon.co.jp で詳細を見る 本書、「紛争の代価(THE COSTS OF CONFLICT)」は、台湾有事について主にコス…

軍隊のない国は、なぜ非武装でいられるのか?

軍隊のない国家―27の国々と人びとposted with amazlet at 09.12.30前田 朗 日本評論社 売り上げランキング: 226231Amazon.co.jp で詳細を見る 年の初めの書初めは、いろはの”い”から参ります。「軍隊のない国家」についてです。 私たち日本人は軍隊を放棄す…

平和と軍事の関係が一目でわかるピースボートの写真 

数多久遠さんのところで紹介されていたので私も便乗してみます。 この写真は、ソマリア沖でピースボートの船を護衛する海上自衛隊の艦艇の姿です。この写真を公開した大石英司先生(リンク)によると、こういうことです。 これは機密写真でも何でもなく、ご…